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【SMBC日興】失敗しない株主優待クロスのやり方【現引・現渡・手数料計算まで解説】

増やす

SMBC日興証券で優待クロスしたい人

SMBC日興証券優待クロスするやり方を教えてほしい。

・具体的な現引・現渡の手順など、注文方法を教えてほしい。

・その際のコスト計算方法を教えてほしい。

そんな感じで悩んでいませんか?

今回はそんな方に向けて、優待クロスを実施するなら最もおすすめする「SMBC日興証券での株主優待クロス方法」について徹底的に解説したいと思います!

本記事でわかること
  1. 株主優待クロスとは何かを簡単に学ぶことができる。
  2. SMBC日興証券で優待クロスする手順が4ステップでわかる。
  3. 現引・現渡の手順も併せて具体的な手順を図解。
  4. 優待クロス手数料についても算出方法を解説。


なお、私は投資歴7年・化学研究者歴12年の未就学3児のパパです。

家庭のためにもリスクを避けたお金の増やし方にフォーカスしていて、これまでの研究と投資の経験から「堅いお金の増やし方」について検証しています!

また、堅くお金を増やす基礎的なKindle本も出版しています。


今回は「堅いお金の増やし方」の1つである優待クロスに関する記事になっています。



なお、今回の記事は動画でも解説しています。




優待クロスは節約効果が大きいだけでなく、優待が届いたときも毎回ワクワクします!
是非一緒に優待クロスしましょう!それでは解説します。


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株主優待クロスの概要

株主優待クロスとは、簡単に言うと株主優待(プレゼント)をほとんどタダでもらえちゃう小技です!

株主優待ってどんなものがあるの?


株主優待はこんな感じの商品です!

凄い豪華!これが頂けるなら是非やってみたいです!
けど、どうやったらもらえるの?




簡単な流れは以下の通りです。

この図が示しているのは、欲しい優待の企業の株を「買うと同時に、空売りする」という事です。


この買いと売りを同時に(クロス)することで、株価が上がっても、下がっても利益も損失も常にプラスマイナス0になります。
あとは、株をそのまま特定日まで保有さえしていれば、優待を得ることができます。


もう少し詳しく知りたい!という方は過去に優待クロスについての記事があるので、そちらを参照して頂けると幸いです。




今回は、今紹介した株主優待クロスをSMBC日興証券で実施する方法について具体的に解説します!
SMBC日興証券は優待クロスを実施する方は、必ず開設しておくべきと言っても過言ではない、おすすめ証券会社です。

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SMBC日興証券での優待クロスの4ステップ

具体的な手順を解説する前に、これから実施する以下の4つのステップについて簡単に解説します。



最初のステップは「一般信用売り」です。
優待クロスを実施する上で、一般信用売りで目的銘柄が無事獲得できるか否かが最初の壁になります。

次のステップは「制度信用買い」です。
一般信用売りが無事注文できれば、同時に制度信用買いを注文します。

次のステップは「現引」です。
制度信用買いを実施した後は、当日中に現引を実施することで信用買いによる発生金利を安くすることができます。

最後のステップは「現渡」です。
権利確定日17時以降に現渡を実施すれば、一般信用売りの貸株料を安くすることができます。



なお、「現引・現渡」って何?って方は以下の2つの記事を参考にして頂けると幸いです。



また、表中にはSMBC日興証券で優待クロスを実施する際の現引・現渡のタイミングについても記載しているので、参考にしてください。


それでは、この4ステップについて実際に実施する手順をこれから図解していきます。

具体的な優待クロスの手順

ここでは、今解説した優待クロスの4ステップの具体的な実施手順について解説していきます。

一般信用売り

最初に、逆日歩が発生しない「一般信用売り」を実施します。
具体的な「一般信用売り」の手順は以下の通りです。

まず「銘柄」をタッチし、次にクロスする「銘柄名・コードで検索」又は既に登録している銘柄をタッチして選択します。
画面が切り替わるので、右上の「注文・登録」をタッチします。



「信用取引指示」を選択して、新規売りの「【一般】売建可能数量」の部分をタッチします。
なお、売り建て可能数量が0株の際は、一般信用売りが実施できません。
その後、図中の赤枠内をタッチ又は記入していきます。




記入が完了した後は、「注文内容を確認」をタッチします。
その後、注文内容を確認した後「注文を実行」をタッチすれば、一般信用売りの注文は完了です。




制度信用買い

次に「現物買い」よりも手数料を安くするための「制度信用買い」を実施します。
具体的な「制度信用買い」の手順は以下の通りです。

先程同様、まず「銘柄」をタッチし、次にクロスする「銘柄名・コードで検索」又は既に登録している銘柄をタッチして選択します。
画面が切り替わるので、右上の「注文・登録」をタッチします。




「信用取引指示」を選択して、新規買いの「【制度】」の部分をタッチします。
なお、売りは【一般】を選択しますが、買いは【制度】を選択することで手数料が安くなります。
その後、図中の赤枠内をタッチ又は記入していきます。
このときの注文数量は一般信用売りを実施できた枚数と同量にします。




記入が完了した後は、「注文内容を確認」をタッチします。
その後、注文内容を確認した後「注文を実行」をタッチすれば、制度信用買いの注文は完了です。




ここまでの注文が正しくできていれば、「取引」をタッチして、信用取引の「注文約定一覧・取消・訂正」をタッチすれば、現在注文中の一般信用売り・制度信用買いの注文内容を確認することができます。
注文内容に問題がなければ、株式市場が動き出すタイミングで、同価格で売りも買いも約定できたことを確認できます。



現引

次に信用買いした銘柄を当日中に「現引」する必要があります。
具体的な「現引」の手順は以下の通りです。

まず「取引」をタッチし、次に信用取引の「建玉一覧(返済・現引・現渡)」をタッチします。
画面が切り替わるので、信用買いを実施した図中の赤枠部分をタッチし、「現引注文」を選択します。




画面が切り替わった後、現引する株数を「注文数量」の部分に記入します。
記入が完了した後は、「注文内容を確認」をタッチします。
その後、注文内容を確認した後「注文を実行」をタッチすれば、現引注文は完了です。




なお、「注文約定一覧」をタッチして、実際に現引が実施できているかを確認することもできます。




現渡

最後に、権利確定日の翌日である権利落ち日に「現渡」する必要があります。
具体的な「現渡」の手順は以下の通りです。

先程同様、まず「取引」をタッチし、次に信用取引の「建玉一覧(返済・現引・現渡)」をタッチ
画面が切り替わるので、信用売りを実施した図中の赤枠部分をタッチし、「現渡注文」を選択します。




画面が切り替わった後、現渡する株数を「注文数量」の部分に記入します。
記入が完了した後は、「注文内容を確認」をタッチします。
その後、注文内容を確認した後「注文を実行」をタッチすれば、現渡注文は完了です。




なお、「注文約定一覧」をタッチして、実際に現渡が実施できているかを確認することもできます。




以上が、手数料が最も安い方法でSMBC日興証券で優待クロスを実施する手順になります!

結構操作手順が長い…


最初は操作が大変かと思いますが、慣れたら簡単に実施できます。
また、複雑な手順になってしまいますが、それなりにお得にもなっています。

そのことを知るためにも、最後に優待クロスの手数料算出方法について解説します。

優待クロスの手数料計算

ここではSMBC日興証券で優待クロスする場合の具体的な手数料算出方法を解説します。

まず、今回紹介した方法での各手数料は以下のようになっています。

  • 信用取引手数料0円
  • 現引・現渡手数料0円
  • 制度信用買い金利2.5%(1日分)
  • 一般信用売り貸株率1.4%(保有期間日数分)

信用取引・現引・現渡手数料0円というのは他の証券会社と比較してもかなり魅力的ですね!

そして、一般信用売りの貸株率1.4%も安すぎます(他社は2~3.9%)!




この手数料を基に今回実施した優待クロスの手数料は以下のように算出できます。
なお、赤字は変数になっています。

■ クロスした株の購入価格 50万

■ 信用取引・現引・現渡手数料は0円なので考慮しない。

■ 制度信用買い金利2.5%で保有期間1日

 50万 × 2.5% × 1日/365日 = 34円

■ 一般信用売り貸株年率1.4%で保有期間2日(※)

  50万 × 1.4% × 2日/365日 = 38円

合計72円必要

※ 一般信用売りは3年前から実施できるが、保有期間が最も短い日数でクロスする場合で算出。今回は保有期間2日で算出していますが、人気銘柄によっては60日前からクロスする方もいます。


この算出方法からも分かるように、優待クロスの費用は主に「銘柄の価格」と「信用取引の保有期間日数」で決まります。



実際にSMBC日興証券で優待クロスを実施する方は、赤字の変数を自身の取引条件に変更して、コスト計算をしてもらえたらと思います。



なお、今回紹介した手順がどれほど手数料が安くなるのか?ということに関しては、過去の記事があるので、そちらを参照して頂けると幸いです。




ということで、 今回は優待クロスを実施するなら最もおすすめする「SMBC日興証券での株主優待クロス方法」について徹底的に解説しました!


やってみようかな?
と少しでも興味をもった方は是非本記事を見ながら実施して頂けたら幸いです。


それでは、今回は以上となります。



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それでわ!