「SBI証券でお得に投資信託を購入したい人」
- 投資信託を保有するだけでもポイントが貯まる方法があるの?
- どのポイントが、どれくらい貯まるの?
- そもそも設定できているかわからない。
そう疑問に思っている方は今回は参考になると思います!
最近SBI証券からPontaポイントが貯まるサービス提供 (引用:SBI証券) もあり、買い物でポイントを貯めるだけではなく、今は「投資でポイントを貯める」時代になりつつあります。
投資信託をクレジットカード購入してポイントが貯まること?
今回は購入するときにポイントが貯まるのではなく、投資信託を保有しているだけでポイントが貯まることについて解説します。
過去記事で解説した投資信託をクレジットカード購入してポイントが貯まること?
今回は購入するときにポイントが貯まるのではなく、投資信託を保有しているだけでポイントが貯まることについて解説します。
えっ?保有しているだけでポイントが貯まるの?
私も「保有しているだけでポイントが貯まる」ことを知ったときは、感動しました。
同時にしっかり設定できているのだろう?と気になりました。
なので、今回はそんな知って損なしの情報をまとめてみました!
なお、私は投資歴7年・化学研究者歴12年の未就学3児のパパです。
家庭のためにもリスクを避けたお金の増やし方にフォーカスしていて、これまでの研究と投資の経験から「堅いお金の増やし方」について検証しています!
また、堅くお金を増やす基礎的なKindle本も出版しています。
なお、今回の記事は動画でも解説しています。
今回紹介する投資信託を保有するだけで貯まるポイントについても、コツコツ資産を増やしたい方には、おすすめです!
それでは早速解説します!
投信マイレージとは何か?
投信マイレージサービスとは、2008年9月から開始され「買付手数料」と「信託報酬」に対してポイント還元を実施するサービスです。
現在は投資信託の月間平均保有金額に応じて「Tポイント・Pontaポイント・Vポイント」が貯まるサービスです。
保有額に応じて、どれくらいポイントが付与されるの?
ポイント付与率は、通常銘柄の場合、保有金額1,000万円未満だと年率0.1%、1,000万円以上だと年率0.2%となっています。
ただし、特定の指定銘柄は付与率が少なくなっており、その情報については後程解説していきます。
なるほど、詳細は後から聞きます!
因みに、いつポイントは付与されるの?
ポイントが付与されるタイミングは、翌月15日が基本です。
また、 付与されるポイント数は前月の保有金額に応じて決定します。
積み立てれば積み立てるほど、毎月付与されるポイントは増えていきますが、そこまで大きなポイントにはならないのが「投信マイレージ」です。
ただし、設定無料で、信託報酬という定期的に必ず発生する費用のうち、約20%程度はポイント還元されると考えると良いサービスであると言えます。
確かに良いサービス!
ちなみに、「Tポイント・Pontaポイント・Vポイント」とありましたが、
貯まりやすいポイントとかあるの?
わかりました!
では、各ポイントの貯まり方について詳しく確認していきましょう。
ポイントの貯まり方
「Tポイント・Pontaポイント・Vポイント」がどのように貯まるか?を表にした結果が以下の通りです。
結論から言うと「Vポイント」が最も貯まりやすいポイントであると言えます。
なお、他のポイントとの貯まり方が異なる部分は表中に赤字で記載しています。
以下に、各ポイントの貯まり方をまとめています。
- 投資信託の保有金額に応じて、年率0.1%(1,000万未満)~0.2%(1,000万円以上)貯まる。
- ただし、低コストファンド(※)は年率0.022~0.05%貯まる。
- スタンダードプラン及び現物PTS取引の月間手数料の1.1%相当が貯まる。
- 金&プラチナのスポット取引及び積立買付の月間合計手数料の1.0%相当が貯まる。
※ 低コストファンドの投信マイレージサービスポイント付与率一覧はこちら
- クレジットカードで投資信託を購入した金額の0.5~1%貯まる(毎月上限5万円)。
- 投資信託の保有金額に応じるポイントはTポイント&Pontaポイントと同様。
- スタンダードプラン及び現物PTS取引の月間手数料の3%相当が貯まる。
- 金&プラチナ取引のポイントはTポイント&Pontaポイントと同様。
うわ…すごくゴチャゴチャする。
よく分からないので重要なところだけ、教えてください!
重要なところは以下3点です。
- クレジットカードで投資信託を購入してポイントが貯まるのは「Vポイント」だけ。
- 投資信託を保有するだけでもらえるポイントはどれも同じ。
- 株を売買したときの手数料に対してポイントが最も貯まるのは「Vポイント」
ただ、最後の手数料に対してポイントを貯めるのは、通常100万円以下の取引しか実施していない方には、あまりおすすめできません。
何故なら、SBI証券には1日の取引金額が100万円以下であれば売買手数料が発生しない「アクティブプラン」というプランがあるからです。
今回は「スタンダードプラン」を基準に解説していますが、そもそも手数料が発生しないことが最も重要です。
つまり「Tポイント&Pontaポイント」よりも「Vポイント」は貯まりやすい!ということね。
じゃあ、ポイントの使いやすさはどうなの?
わかりました!
では、各ポイントの使い方について詳しく確認していきましょう。
ポイントの使い方
「Tポイント・Pontaポイント・Vポイント」がどのように使う事ができるのか?を表にした結果が以下の通りです。
結論から言うと使いやすさは個々で異なってくると言えます。
なお、他のポイントと使い方が異なる部分は表中に赤字で記載しています。
以下に、各ポイントの使い方をまとめています。
- 投資信託購入時に使用
- 買い物又は他社ポイントに交換
- ソフトバンクユーザーであれば携帯料金などに使用
- 2021年11月から投資信託購入時に使用予定
- 買い物又は他社ポイントに交換
- auユーザーであれば携帯料金などに使用
- 2022年春秋頃に投資信託購入時に使用予定
- 買い物又は他社ポイントに交換
- クレジットカードの支払いのキャッシュバックとして使用
ごめんなさい、また重要なポイントだけ教えてください。
重要なところは以下3点です。
- 投資信託購入時にはどのポイントも使用できるようになる予定。
- ソフトバンク又はauユーザーであれば使いやすいポイントが異なってくるかも。
- Vポイントであればクレカ支払いに使用できるので、誰でも使用しやすい。
投資で今すぐ使いたい、携帯料金として消費したいなど、ポイントの使い方は人それぞれ異なってくると思います。
ただ、クレカ積立をしている方はVポイントはしっかりキャッシュバックとして消費できると思います。
もし、クレカ積立に興味があれば設定方法を解説している記事はこちらになっています。
貯まり方&使い方を少しは理解できたので、早速ポイントがもらえるように設定されているか知りたいです!
投信マイレージの設定確認方法や設定方法を教えて下さい!
わかりました!
では、投信マイレージの設定確認方法や設定方法について詳しく確認していきましょう。
各ポイントを貯める設定方法
Pontaポイントは現在は設定できませんが、おそらくTポイントとPontaポイントは同じ手順で設定できるはずなので、以下に「T&Pontaポイント」と「Vポイント」に分けて解説しています。
T&Pontaポイントを貯める設定方法
① 画面右の「お客さま情報 設定・変更」をクリック。
② 「ポイント・外部ID連携」をクリックした後、「保有Tポイント数・履歴はこちら」をクリック。
③ SBI証券Tポイントサービスが「申込済み」であれば設定できている状態。「未申込」であれば「申し込む」をクリックして設定する。
④ Pontaポイントの場合は、現在設定できないが、Tポイントと同様の設定方法で設定できると考えられる。予定では21年11月から以下のような画面で切り替えが可能である。
Vポイントを貯める設定方法
① まず、Tポイントのみしか表示していなかった以下の画面を、Vポイントに変更する必要がある。
② Vポイントに変更するには三井住友カードのこちらのサイトから変更する。
まずは、画面下の「お客さま情報を入力する」 をクリックする。
③ 以下に記載してある順序に従って、空欄に情報等を入力する。
④ SBI証券のTOPページ上に「三井住友カードロゴ」が表示されていれば、先程「Tポイント」と記載されていた箇所が「Vポイント」に変更されている。後は、手順に従って登録していきます。
これで設定できそう!
最後に、毎月5万円積立投資した際のポイント付与のイメージを教えて欲しいです。
わかりました!
最後に、毎月5万円実際に積み立てた場合のポイント付与について解説します。
ポイント付与のシミュレーション
今回は「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」を毎月5万円積み立てていくシミュレーションを実施してみます。
まず、 「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」 は低コストファンドであるため、投信マイレージとして付与されるポイントは一律0.0242%に設定されています。
なお、ポイントの算出方法は以下の通りです。
そして、具体的に5万円購入した際は、以下の通りに算出します。
なお、30万円保有している場合は、以下の通りに算出します。
このように算出した投信マイレージも含めて、毎月5万円を6カ月間投資した結果は以下の通りです。
今回は最も還元率が高い三井住友カード ゴールドNLを使用して、毎月5万円積み立てています。
なお、 キャンペーンにより21年12月まではクレカ積立によりポイント還元率2%で設定しています。22年1月以降は還元率1%として算出しています。
同時に、先程の計算式から各月の投信マイレージを算出しています。
また参考までに、信託報酬(0.0938%)も算出しています。
シミュレーションありがとうございます!
確かに、投信マイレージはクレカ積立に対しては小さいですね。
確かに、投信マイレージは小さいかもしれませんが、大切なことは信託報酬という確実に発生するコストがあると同時に、確実に付与されるポイントがあることはコスト削減に影響します。
おわりに:楽天証券とどっちがオススメ?
今回はSBI証券の「クレカ積立」を含めた「投信マイレージ」について解説していきました。
「投信マイレージ」は小さなポイントかもしれませんが、信託報酬の20%程度は還元されることを考えると「つみたてNISA」などで長期資産運用している方は知っておいても損はない内容だったと思います。
長期資産運用する場合は、楽天証券とSBI証券ってどちらがおすすめなの?
このように今回の記事を読んで疑問になった方もいるかと思います。
結論だけ言うと三井住友カード ゴールドNLを発行している方はSBI証券の方がおすすめです。
ただし、楽天は他にもメリットがある人もいるで、お好みという回答になってしまいます。
また、今回の記事を読んで、もっと詳しく「クレカ積立」や「三井住友カード」の事を知りたい方、具体的に実施してみたい方は以下の記事を参考にして頂けると幸いです。
▼ クレジットカードで積立投資信託の設定をしたい方はこちら
▼ 三井住友カード ゴールドNLの発行を迷っている方はこちら
それでは、今回は以上になります!